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九州撮影の旅Ⅷ(菅生摩崖仏・犬飼港・臼杵石仏)

「道の駅みえ」で猛烈な雨音に一夜を耐え抜き、「菅生摩崖仏」に5分でとうちゃこ。

これほど急峻な石段は、カンボジアのプノン・バケン以来。こちらは格段に段数が多い。昨夜の雨、苔で手すりが無ければ登段不可能。
(絶対に転げ落ちた人がいるはずだ。)
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実は横の迂回路を利用したけど、こちらも相当な急坂で滑った。ロープが無ければお堂まで来れない。
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平安時代末期の作、摩崖仏が5体(写真は4体、重用文化財)が阿蘇溶結凝灰岩の岩壁に彫刻されています。
5体の像の並び方が熊野三山と同じで、熊野信仰が当地まで伝わっていた証です。
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千手観音、この摩崖仏は42本の手があるそうです。
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五体の中で最も複雑な彫刻
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薬師如来
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阿弥陀如来
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十一面観音、その右には毘沙門天、未完のような気もしますが。
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これほど上質な彫刻が生み出されるには、仏師の高い技術が必要、摩崖仏の彩色も見事に残っています。
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豊後武士団「大神一族」の存在が大きいということです。
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道の駅で見つけた案内書のお陰で、素晴らしい仏に出会いました。中国の雲崗、龍門石窟まで行かんでもいいかも。
僕の他には誰もいないのが、もったいない。


大野川河口から30キロの地点の犬飼港(いぬかいみなと)跡。1656年、岡藩主により岡城への交通の拠点として整備。
船着き場には阿蘇溶結凝灰岩が敷き詰められています。
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数10m下流、大野川と芝北川の合流地点には殿様専用の船着き場跡。参勤交代も船で大阪まで。犬飼の町は
大変な賑わいだったようです。
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いよいよ今回の旅、最後の撮影地「臼杵石仏」です。
摩崖仏の規模は全国屈指、全4群61躯で構成され、現在はすべて国宝です。
ホキ石仏第二群・阿弥陀三尊像(平安後期)、見事な彫刻技術です。
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ホキ石仏第一群・地蔵十王像(鎌倉期)、光背の唐草紋、彩色がよく残っています。
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山王山石仏(平安後期)、童顔で有名、故安井曾太郎画伯が絶賛。
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古薗石仏(平安後期)、大日如来像は臼杵石仏のフラッグシップ。
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1993年、大論争の末、それまで仏体下に安置されていた仏頭が元の位置に復位されました。
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実に人間的なお顔ですね。あなたの近くにもこんな顔立ちの御仁が・・・・・・。
さあ、別府温泉で疲れを癒し、フェリーに乗り込もう。アドレナリン出っぱなしの旅でした。

by 6737point | 2022-06-18 00:43 | 風景(西日本) | Comments(0)
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