スタート後、インティがすんなりハナへ、絶妙なペースで逃げそのまま4コーナーから直線へ。
ダートコースはゴールから1コーナーのカーブが近く、できるだけ正面から撮れる位置に移動し、いつもと違ったアングルを狙ってみました。坂を駆け上がってくる馬群、最後方から大外を回って藤田騎手、追い込み態勢です。
武騎手(青)、インティに一発鞭を入れ、セーフティリードでゴールを目指します。
50m過ぎ、外から赤い帽子のゴールドドリームがインティに迫る。
首差しのいだところがゴール。右には更に4馬身差で3着のユラノト(黒)。
武騎手がチラッとルメール騎手を見やりました。勝ちタイム1分35秒6、絶妙な逃げ切り劇。コパノキッキングは2番目に速い、35秒2の脚で追い込んできましたが、残念ながら5着でした。
今度はルメール騎手が武騎手を見やりました。
二人の会話やいかに。
レースが終わり並んで地下馬道に向かう2,3着馬。
藤田騎手、GⅠレースの景色はどのように見えましたか?
愛馬に労をねぎらう藤田騎手。ゴーグルの奥にはおそらく光るものが・・・・・、レンズを通してそう感じました。
スタンドに向かって、ウィニングランをする時はいつだろうか。
これでフェブラリーS(GⅠ)は、5度目のウィニングランになる武騎手。
ごくごく普通にスタンド前をウィニングラン。
スタンドに向かって手を振ります。まさに千両役者。
関係者の皆様、おめでとうございます。
これでインティは5歳にして、まだ8戦(7勝)。今後のダート界を席巻してしまうのか。
インティも海外での出走の可能性もありそうです。
栗毛が夕陽に映えます。
GⅠレースでもゲストプレゼンターはなく、JRA理事長からの授与です。
馬券はだめでも、どこか爽やかな気分になれたのは、藤田騎手のひたむきさに魅かれたからだろうか。
反省会では、気分良くなり、年甲斐もなく中生を8杯も飲んでしまった。