やっと期待通りの晴れ。旭川のホテルを早朝出発。層雲峡近く大雪の山々です。右が黒岳でしょう。
大雪ダム付近から望む銀泉台。まだ紅葉は見れそうじゃん。中央に頭を出している烏帽子岳2072m、その左が赤岳2079mか。
高原温泉沼めぐりコースは紅葉真っ最中につき、まだシャトルバス(25分間)以外は通行禁止。バスの終点大雪高原山荘1260mに9時とうちゃこ。
15ほどの沼があるそうです。
ヒグマが頻繁に出没、ここでヒグマ対応レクチャー(必須)を受け出発です。ここからはもうトイレはありません。
入山、下山時刻が厳しく決められ、食事も決められた3か所のみです。
昨日の雨で足場が悪く、長靴(センターで借りれます。)を履いている登山者が多い。
結構アップダウンがあり、写真撮影もままなりません。
ひたすら歩きます。ここも結構つらい。
ツアー団体の集団がいるとクマについては安心です。
1時間10分ほどで最初の沼「土俵沼」です。沼、紅葉、青空、大雪山系、針葉樹のハーモニー。
次々と沼が現れます。「バショウ沼」、葦が寝ています。こうして徐々に沼が退化していくのでしょうか。
幾つかの沼はもう葦だけになっています。
風に湖面が揺れてうまく紅葉が映りこまない。
「滝見沼」、「あそこに滝が見えるよ。」としつこく教えてもらいましたが、わかりません。沼向こうの紅葉がとてもきれいです。
少し引いてみました。太陽前に来るので、空が飛びます。
映りこみは、まあまあです。
「緑沼」パンフ的には最も美しい沼と言われていますが、地元の長老は滝見沼が一番と言われました。
撮影ポイントが多いので、変化に富んだアングルで狙えます。
これまた、登山者に教えてもらいました。オタマジャクシではありません、サンショウオの子供です。5センチぐらい。20センチぐらいになるそうです。
一杯いました。
この沼を見ながら腹ごしらえをした大半の登山者は引き返します。
僕らもランチを取ろうとしたところ、あちゃっ、何としたことか、歳のせいか、おにぎりを車に忘れてしまい、至福の時を逃してしまいました。
そいでもって、時間もできたので、もう少し奥に行くことに。
15分ほど行くと、「湯の沼」1388m。沼の脇では硫黄のガスがボコボコ噴出していました。温泉の匂いです。まだ。次の目的地「銀泉台」があるので、
最も奥の「空沼」までの6つほどの沼は次回に持ち越し。引き返すことに。
この沢、石狩川の源流だそうで。
まだ天気は持ってます。
もう登山者が少なくなりました。
強烈な下りです。
硫黄のガスが噴出しています。
今のところヒグマに遭遇してません。復路のバスは14時15分、まだ銀泉台に行ける。