本格的な急流下りは初めてです。「保津川下り」は、亀岡市から嵐山までの約16km、保津川峡谷の船旅です。
昨日は水量が多すぎて川下りは中止でした。15:30最終の定期船に10名が乗船、僕たちの他8名は全て外国人の方。
12名が満席のようで、最終便は2艘で出船。
しばらくは穏やかな流れでしたが、すぐに急流の瀬に入ります。カメラの撮影もままなりません。
船頭さん4名で船を操ります。かじ取り役が後部に1名。
櫓の漕ぎ役が2名、観光客に近い漕ぎ役はガイドも兼任、漕ぎながらの説明は大変。英語も入ります。そして長い竿で先導する担当、常に船の舳先から数メートルを往復しますから、一番きついそうです。
JR嵯峨野線の下を5度も下ります。
中央左にわずかにトロッコが見てとれます。
この日は水量が多いので、1時間余りで船着場へ。その前に水上販売船が近づいてきました。みたらし団子を食べました。ベトナムハロン湾のコンビニ船を思い出しました。
嵐山にとうちゃこ。左奥に渡月橋が見えます。ここから船は車に積まれて亀岡の乗船場まで運ばれます。かっては、人力で川を遡って行ったという。驚異です。岐路につく前に京都タワービルの銭湯でひと風呂の後、日の入り時刻と言うことで、初めてですが上がってみることに。
1964年竣工した時のことを覚えていますが、あまり評判は芳しくなかったような記憶があります。地上131m、展望台の高さは100m、京都市内で最も高い建物です。
ドローンで撮影するとこんなんでしょうね、東方近くに横に長~い三十三間堂、背後に智積院の金堂がよく見えます。
北方の眼下には巨大な東本願寺の阿弥陀堂(手前)、御影堂。
55mの東寺五重塔もライトアップされているのか、よく見えます。
天気も良く、43km余り離れている大阪の「あべのハルカス」まで望むことができました。
嵐山方面に陽が沈んだ30分後(午後7時20分)の空です。上方の白点は展望台内部の案内図の光が
ガラスに映っているものです。
今回は初物ずくしで、結構な感動の旅でした。