「今年のGWは何処へ行く?」いつもの友と撮影の旅も63回目、行く先がなかなか決まらない。結局、この時期ミズバショウ、残雪ということで「妙高戸隠連山国立公園」に決定。
天気に恵まれた前半のGW、早朝6時出発、全く渋滞無し、気分よか。途中、絶景を撮りながら戸隠に到着。遅めの昼食はもちろん絶品「戸隠そば」、グレードアップして天ぷら付き。竹細工のざるに蕎麦を5ツ束ねた”ぼっち盛り”、実に美味い。
元気盛り盛り盛りそば、早速、「戸隠森林植物園」に、まだ少し早かったのか咲き誇るミズバショウの大群落、というわけにいかない。
こんなところです。
「国内有数の野鳥の宝庫」と言われる森林植物園、多くのバードウォッチャーです。撮ったっ写真を見せられてもよくわからない。僕らも撮影に挑戦するが、とても難しい。キビタキだそうです、ぼんやり写ってますか。
かなり広範囲のミズバショウ群落です。
夕方になり、明日の早朝撮影の下見のため近くの鏡池に向かう、波立っています。
残雪が残る戸隠連峰を背景に、標高1200mのまだ咲いている桜を撮る。
戸隠は五つの社からなる門前町であり、大規模な宿坊群はこのブログでもたびたび登場する「重伝建」(重要伝統的建造物群)に選定されています。
その宿坊の一つに宿泊、相当古そうな宿坊ですが、部屋、食事は全く普通の旅館と同じでした。
翌朝は5時過ぎ、鏡池に到着。すでに数人のカメラマン。その名の通りの鏡状態の池です。贅沢ですが、靄とか雲とかほしいなあ。左から九頭竜山1883m、戸隠山1904m、本院岳2030m、西岳2053m。
アップです。
尖塔形の西岳
どアップ
東山魁夷調で・・・・・。
魁夷調アップ
結局、朝焼けも朝靄もなく宿坊に帰還。美味い朝食をゆっくりといただき、戸隠神社五社の内、二社を参拝することに。
宿の近く、その名も門前町の中心にある「中社」の大鳥居。桜もあるでよ~。
中社にある三本杉の一つ「ろ」の杉(い、ろ、はの三本が一辺72mの正三角形をつくる)、目通り9.7m、樹高42m。
三本とも滅茶苦茶でかいです。
中社から車で5分ほど南、270余段の石段を登ったところに五社で最古の江戸末期の建築「宝光社」があります。
拝殿大屋根の鳥衾(とりぶすま)瓦でお寺だったことがわかります。
宮彫師「北村喜代松」による拝殿の彫刻が見事です。
夥しい数の彫刻に圧倒されてしまいます。
これで安全祈願もばっちり、次なる撮影地、妙高高原のいもり池へ。