メアジードーツの勝利に度肝を抜かれた第1回のジャパンカップから30年、
日本の競走馬も強くなったものだと、感慨深いものがあります。
当時、欧米と日本の競走馬の力の差は、横綱と前頭ぐらいあり、当分勝てないだろうというのが
大方の見方であり、ざっくり言えば、
エルコンドルパサーが3歳で勝つまでは、概ね外国馬が勝っていました。
近年の日本馬は、今年の凱旋門賞、
ナカヤマフェスタが2着に来たように、
条件さえ整えば海外のGⅠレースで勝つこともあります。
今年は第30回ということで、8頭もの外国馬が出走したにもかかわらず、
日本の馬が1~8番人気を独占。外国馬も弱く見られたものです。
超豪華メンバーを押しのけてダントツ1.9倍の大本命、
ブエナビスタ。鞍上は天皇賞に続いてC.スミヨン騎手。
向こうに見えるは、ナカヤマフェスタ。

23年連続GⅠ勝利なるか、武豊騎手騎乗の2,3番人気と差のない8.8倍4番人気の
ローズキングダム。

一周目のスタンド前を行く先行グループ、日本ダービー1~3着馬がいます。

第一コーナーを行く中団グループ、ナカヤマフェスタ、メイショウベルーガがいます。

第2コーナーへ向かう馬群。最後方にまたも出遅れたペルーサ、ジャガーメイル、
オウケンブルースリ、ブエナビスタも少し見えます。

残り1ハロン、いよいよ各馬のたたき合い、息詰まる瞬間。僕らはよくわからなかったのですが、
すでに審議のランプが点灯。これほど馬体がぶつかり合うレースも少ない。
ローズキングダムの頭が大きく内側に向いているのがわかります。

ほんの数秒後、ブエナビスタはローズキングダムの内側に。大外には、後方にいた
オウケンブルースリ、、ジャガーメイル、ペルーサ、メイショウベルーガなど。

ブエナビスタは天皇賞の豪脚をまたもや発揮し、このメンバーに楽勝という凄さです。


ウィニングランも幻に。

しかし、ここからほとんどの人が絶句する、大ドンデン返しがあるのです。
審議ランプの点灯時間の余りの長さ、我々も時間が経るにつれて、これは相当な大きなことがありそうという
考えに変わってきました。
GⅠでの1位降着は3度目。とりわけジャパンカップは日本最高の国際レース。各国の降着判定にも
微妙な違いもあり、裁定委員の胸中もよくわかります。
ブエナビスタの関係者、馬場で待ちぼうけ。ローズキングダムは厩房に帰ってしまい、口取り写真も
なかなか撮れず、11レースも始まる直前、わずかな時間での優勝馬の写真です。


馬券は、降着で馬単、3連単が高配になり、交通費と飲み代が出ましたが、ブエナビスタに勝ってほしかったので、
なんか複雑な心境でした。
でも1着降着で、3時間の反省会で何度も「あれがなければ取っていたのに。」と悔しがっていた先輩に
比べれば、ま、いいか。
お昼前パドックに7冠馬
シンボリルドルフが登場。29歳(人間で言えば90歳ぐらいか?)にしては、
馬体も光って元気そう。第4回
カツラギエースのジャパンカップ以来の再会に感激です。


今回のブログでは、やや視点を変えて摂った写真をアップしてみました。
どうでしょうか。

