1977年、有馬記念。今でも、必ず日本競馬史上最高の名勝負の一つに、あげられるレースですね。
テンポイントをTVでしか見ていない僕は、胸をときめかし、数人の友人と中山競馬場へ出陣。これほどの名勝負を見届けることになろうとは。
周りを睥睨しながら、馬道からパドックに現れたテンポイントが眼に入った瞬間、僕は、体中に電気が走り心の臓が締め付けられました。
ほぼ毎週競馬に接するようになって39年、今まで数々の名馬を真近かで見てきましたが、未だにこのような体験は2度とありません。
ライバル、
トウショウボーイも素晴しい馬ですが、電気は走りませんでした。
テンポイントの馬体の美しさ、その強さ、血脈の秘話などが融合されて、そんな気持ちになったのかもしれません。
恋焦がれていた恋人に、久しぶりに会ったような感じに近いとでも言いましょうか。
そのときの
瞬間の写真です。(望遠レンズでないので、馬がとても小さいですが。)

これぞ理想のサラブレッドの姿か。

四肢も菜の花(なぜか真冬に)に隠れず、最高の姿で
テンポイントが僕を見てくれました。
この写真は、競馬データ情報会社
「競馬タイムズ」のポータルサイトにアップされています。
(
http://www.keibatimes.com/index.html)

パドックを見た僕らは、レースを見ようと本場場に。しかし、凄い観衆で前に進めず、身長の低い僕はほとんど馬場やレースが見れません。
困ってしまった僕は、頭上にカメラを振りかざし、闇雲にシャッターを切りました。その写真が次の3枚です。
まさに奇跡です。何とゴール前のデッドヒートが撮れているのです。
トウショウボーイを先頭に、一周目のスタンド前を行く馬群

ゴール前のデッドヒート①

ゴール前のデッドヒート②

レース後、友人たちと、どのような会話をしながら帰路に着いたのかは、全く覚えていません。
物持ちの良い僕はこんなものもファイルしています。
1977年有馬記念の予想誌「競馬ブック」。大事にしていたのか、全く手書きの跡もありません。
有馬記念翌日の日刊スポーツ(部分)です。小松投手獲得とか江夏広島入りとか、ええ~という感じで、懐かしいですね。

次回は豪華メンバー、1978年あっと驚く結果になった有馬記念です。