JRA10場で、GⅠ・GⅡ・GⅢのグレードレースがすべて行われる競馬場は中京だけ、GⅢのプロキオンSが行われました。
(プロキオンは冬の星座「こいぬ座」の1等星で、なぜ夏なのにこの名前か?開設当初は4月開催だったからでしょうか。)
雲は厚いが、雨はなさそう、強烈な蒸し暑さは我慢しよう。
10レースの勝ち馬表彰後、ダートコースのラチ沿いへカメラマンの集団移動、返し馬から撮ります。
誘導馬2頭、空は分厚い雲。
キングズガード5番人気と藤岡祐騎手
アキトクレッセント2番人気と荻野極騎手
ブライトライン6番人気と川田騎手
カフジテイク1番人気と福永騎手
2コーナーからのスタート後、上位人気馬は終始後方で脚をため、4コーナーへ。
トウケイタイガー9番人気(赤)を先頭に、レヴァンテライオン10番人気(緑)が続きます。
残り300m、ブライトライン(外橙)が抜け出し、キングズ(内橙)は前がつかえてなかなか出れない、カフジテイク(外黄)
もやっと追い出す。
残り100m、何とか馬群を縫ってキングズガード(橙)がブライトライン(桃)、ゴーインググレート(黒)を捉え先頭に、
カフジテイク(黄)も大外から追いこんできました。藤岡騎手はターフヴィジョンを見ています。
上り最速35.6秒の脚です。
2着に追い込んできたカフジテイクに2馬身差、再びターフヴィジョンを確認、余裕の勝利です。3着にはブライトライン。
口取り写真撮影に向かうキングズガード
直線不利を跳ね返しての勝利は立派です。目標は来年のフェブラリーSになるのでしょうか。
これで1歳年下5歳のカフジテイクに3勝4敗、実績は多少劣るものの、3着以内が81%という超堅実馬。(カフジは58%)
強烈な追い込み馬2頭の対決がこれから何度見られることでしょうか。
関係者の皆様、優勝おめでとうございます。
満面笑みの寺島調教師と藤岡祐介騎手。
3連複に8歳のブライトライン入れてないんです。