蒸し暑い競馬場、どうしたことかレース発走直前ポタポタポタと雨が降ってきました。
参った、まさか雨はないだろうということで、すべて雨具は置いてきたのです。
もうやけくそです。
返し馬、ずぶぬれ覚悟でカメラマン皆がレンズを向ける。
シャイニングレイ2番人気と北村友一騎手
セカンドテーブル13番人気と水口騎手
メラグラーナ1番人気と戸崎騎手、まだ今日の勝ち星は無し。
雨中のスタート、直線まで終始逃げたアクティヴミノル(内青)が残り400m過ぎてもセカンドテーブル(内橙)に
2馬身差をつけて直線坂を上がってきます。
残り50mでセカンドがアクティヴを交わし、勝利を手中に・・・・・。
ところが、ところがです、後方から3番手で4コーナーを過ぎたシャイニングレイ(青)が、雨中上り33.2秒の豪脚で
猛然と追い込んできました。
ここで一位入線なら「競馬追込み列伝」の1ページを飾ることになります。
そうです、ハナ差で勝ってしまったのです。
なんとなんと15頭をごぼう抜き、本来逃げ、先行脚質なのですがどうしたことでしょう。
地下馬道を引き上げてくるシャイニングレイ、やや出遅れ先行できなかったのが幸いしたのか、
騎手もびっくりの脚でした。
牡5歳ですが、これで7戦4勝、ホープフルステークスに次いで重賞勝ち、今後短距離の有力馬として
注意しておきたい一頭です。
またディープ産駒の大型馬(530キロ)の強い馬が現れました。
ホープフルSの時は、メンコはつけていなかったです。
関係者の皆様おめでとうございます。
プレゼンターJJ専属モデルの大川藍さんも、強くなってきた雨にご苦労様です。
僕ももう限界です。
ずぶ濡れになった僕は、反省会もパスして帰宅しようかと思いましたが、なんと着替えのT-シャツを
持参している友人がいて大助かり。
馬券名人は、この日は大儲けせず、きっちり僕らの飲み代程度をキープしてくれました。
ああ、次回は何とかしたい~~~、と何度記したことか。