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雨中の天生湿原(1)

予報通り昨夜から雨、覚悟して宿を出る。天生峠1290mに着くころには濃い霧で数十メートル先しか見えない。
僕たちは持参する機材を選定するのに大いに迷いましたが、結局できるだけ軽装なりました。

ツアーの団体さんが15名ほど、他には僕らぐらい、こんな日に来るのは。

正式には天生県立自然公園と言い、環境整備協力金500円を支払い入園します。
比較的平坦な湿原探勝路を行くこと40分、天生湿原が現れます。池塘というよりも広大な湿原です。
6月上旬なら水芭蕉の群生が見れます。
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湿原を通り、10分ほどでカラ谷分岐1360m、右に行くと強烈なブナ林に入り込みます。
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何度も白神山地を見てきた相棒も、「これ程巨木に溢れたブナ林は日本一だろう。」
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幹回り3mほどもあろうかという巨木。
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トチノキの巨木もあります。
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再び分岐に戻り、カツラの巨木群が見られる通称「カツラ門」へ向かう。


30分も行くと休憩地のカツラ門です。見事なものです。ちょうど昼ということで、持参した握り飯を食らう。
途中すれ違った山ガールのお二人さん、急いでいたのか全くこのカツラ門に気付かなかったそうです。アリ?
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雨も止み何と予報に反して日差しもありました。
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この先1時間の「木平湿原」へ行くと、入園登山口に戻るまで180分、ここで戻ると80分、体力に相談。
前進あるのみ。

最後ののぼりを過ぎたところに、木平湿原1610mに到着。こちらの湿原は池塘が見られます。
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尾瀬の小型版
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ここからは、再びブナ林ですが、急な下りが続きます。おまけに強い雨。あ~、引き返しときゃよかったか。
さらに悪いことに、左ひざの調子がおかしくなり始めたではありませんか。どうなることやら。



by 6737point | 2017-07-03 13:42 | 風景(東海) | Trackback | Comments(0)
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